寝台列車での移動に憧れたことはありませんか?
今回ご紹介するのは、寝ている間に目的地へ運んでくれる特別な列車「サンライズ出雲」での大阪〜東京の旅。移動手段としてはもちろん、非日常を味わえる体験としても人気なんです♪
この記事では、気になる料金の詳細や、JR東日本の公式サイトを使った時刻表の見方も丁寧に解説。
さらに、実際に乗車した体験レポを交えて、サンライズ出雲の魅力をたっぷりお届けします!
初めての方も安心して旅が楽しめるように、分かりやすくまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
Contents
サンライズ出雲で大阪から東京へ|気になる料金をわかりやすく解説!
夜行列車で東京へ移動したい…そんなときに選択肢として浮かぶのが、寝台特急「サンライズ出雲」。
せっかくなら移動時間も旅の思い出にしたいという方にはぴったりの列車です。
ここでは、大阪から東京まで「サンライズ出雲」を利用した場合の料金について、わかりやすくご紹介します♪
サンライズ出雲の基本料金とは?大阪発の料金
まず、サンライズ出雲に乗る際には「運賃」「特急料金」「寝台料金」の3つの料金がかかります。
この3つを合計した金額が、実際にかかる費用となります。
例えば、大阪から東京まで「シングル個室(1人用個室)」を利用する場合は以下の通りです。
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運賃:8,910円
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特急料金:2,960円(通常期)
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寝台料金:7,700円
▶︎ 合計:19,570円
この金額で、夜間の移動+個室で就寝ができて、翌朝には東京に到着できると考えると、前泊のホテル代や移動時間の節約にもつながりますよね。
ノビノビ座席を選べばもっとお得!
もう少しコストを抑えたい場合には、「ノビノビ座席」という選択肢もあります。
こちらは個室ではなく、開放型の簡易ベッドのようなスペースになりますが、寝転んで休めるので夜行バスよりもゆったりと過ごせる印象です。
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運賃:8,910円
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特急料金:3,490円(通常期)
▶︎ 合計:12,400円
シングル個室に比べると、約7,000円もお得に東京まで移動できます。
「完全な個室じゃなくてもいい」「費用はなるべく抑えたい」という方にぴったりです。
新幹線「のぞみ」との比較もチェック!
ちなみに、一般的な新幹線「のぞみ」を使って大阪から東京まで移動する場合は以下の通り。
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運賃:8,910円
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特急料金(指定席):5,810円
▶︎ 合計:14,720円
つまり、のぞみを使うよりも、ノビノビ座席ならさらに約2,000円も安く、シングル個室だと少し高くなりますが、宿泊費が不要になる点で十分元が取れるとも考えられます。
あなたに合ったスタイルで夜行列車の旅を
サンライズ出雲は、移動しながら眠ることができる“寝台列車”という非日常感が魅力。
シングル個室ならプライベート空間でしっかり休めますし、ノビノビ座席ならコストも抑えつつリラックスして移動ができます。
「朝から東京で予定があるけど、前日泊はもったいない」
そんなときには、サンライズ出雲を使えば時間もお金も上手に節約できるかもしれません♪
ぜひ、ご自身のスタイルに合った方法で、心に残る夜行列車の旅を楽しんでみてくださいね。
特急料金は時期によって変動します
サンライズ出雲の**特急料金は「時期によって変動する仕組み」**になっている点に注意が必要です。
通常期を基準として、以下のように変動があります。
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閑散期(空いている時期):200円引き
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繁忙期(混雑が見込まれる時期):200円増し
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最繁忙期(お盆・年末年始など):400円増し
たとえば、通常期の特急料金が2,960円の場合、
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閑散期は→2,760円に
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繁忙期は→3,160円に
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最繁忙期は→3,360円になります。
そのため、利用する日によって総額が微妙に変わる可能性があるため、事前にしっかり確認しておくのがおすすめです。
寝台列車東京から大阪が安い!お得に乗るためのちょっとしたコツ
平日や連休明けなど、人の動きが少ないタイミングは「閑散期」に当たることが多く、特急料金が200円割引になります。
このような時期を狙えば、同じサービス内容でもちょっとお得に利用できて嬉しいですね♪
また、人気の高い春休み・夏休み・年末年始などの「最繁忙期」は、特急料金が高くなるうえに、座席の予約も取りづらくなる傾向があります。
なるべく早めの計画と予約が、快適な旅のカギになります。
詳しい料金内容は公式ホームページから確認できます。
JR東日本の公式サイトで確認できる!サンライズ瀬戸・出雲の時刻表の見方
サンライズ瀬戸・出雲の時刻表は、JR東日本が公式に公開しているページから簡単に確認できます。
ただし、運行日は日によって異なることがあるため、必ず運行カレンダーもあわせてチェックするようにしてくださいね。
ここでは、東京から高松・出雲方面(下り列車)と、東京へ向かう方面(上り列車)それぞれの時刻表の確認方法をご紹介します。
▼東京発 → 高松・出雲方面(下り列車)の調べ方
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「東京駅」の時刻表ページを開きます。
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「東海道本線(上野東京ライン) 品川・横浜・小田原方面(下り)」を選択。
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時刻表内の【21時~22時頃】に記載されている「寝特サ出(サンライズ出雲)」または「寝特サ瀬(サンライズ瀬戸)」をクリック。
そこから、列車が停車する各駅の時刻を確認できます。
▼出雲・高松発 → 東京方面(上り列車)の調べ方
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「横浜駅」の時刻表ページを開きます。
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「東海道本線(上野東京ライン) 東京・宇都宮・高崎方面(上り)」を選択。
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時刻表内の【朝5時~7時頃】に掲載されている「寝特サ出」「寝特サ瀬」をクリックすると、詳細が見られます。
「寝特サ出」はサンライズ出雲、「寝特サ瀬」はサンライズ瀬戸を示す略称です。
初めて見たときは少し戸惑うかもしれませんが、慣れると簡単に見つけられますよ♪
旅行の計画を立てる際は、出発時刻だけでなく、停車駅や到着時間もしっかり確認しておくと安心です。
特に早朝の移動や深夜の出発になる場合は、乗車駅までのアクセス時間も一緒に調べておくとスムーズです。
快適な寝台列車の旅を楽しむためにも、事前の情報チェックは忘れずにしておきましょうね♪
【体験レポ】サンライズ出雲で大阪から東京へ!寝台列車の魅力をたっぷりご紹介♪
東京〜出雲・高松間を走る寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」。
今回はそのうち「サンライズ出雲」に乗って、大阪から東京まで夜行で移動してみました。
先に結論をお伝えすると…新幹線では味わえない特別な時間を過ごせて、大満足でした。
14両編成の寝台列車!大阪駅から深夜出発
サンライズ出雲は、大阪〜東京間を走る数少ない寝台列車。
新大阪駅ではなく、大阪駅から0:33発というちょっと珍しい発車時刻なので、間違えないようにご注意くださいね。
岡山まではサンライズ瀬戸と出雲が連結され、合計14両編成。私はB寝台(1人用個室のシングル)を利用しましたが、車両が長いため、乗る号車をあらかじめチェックしておくとスムーズです。
個室は“カプセルホテル以上ビジホ未満”の心地よさ
私が選んだB寝台のシングル個室は、カプセルホテルを少し広くしたような空間。
パジャマとお布団付きで、到着までしっかりくつろげます。
足元には小さめのスーツケースがギリギリ置けるスペースもあり、鍵付き個室という安心感はとても大きかったです。
ハンガーや照明、コンセントも完備されていて、車内でゆったり過ごしたい人にはぴったり。
実際、外国人観光客の方も多くて、ちょっとした“海外の夜行列車”のような雰囲気でした。
乗り心地は…?少し揺れに慣れが必要かも
正直に言うと、走行音や揺れはかなりしっかり伝わってきます(笑)
私はわりとどこでも眠れるタイプなので途中からぐっすりでしたが、繊細な方には少し寝づらいかもしれません。
ただ、夜行バスと違って横になれる個室で鍵もかけられる安心感、そして何より“列車で夜を過ごす”という非日常感は、他ではなかなか味わえません!
目覚めたら東京!特別な移動時間をあなたも体験できる
朝、東京駅に到着した瞬間、夢から現実に戻ったような不思議な気持ちに。
ついさっきまでレトロな列車に揺られていたのに、スーツ姿の人々が行き交う東京の朝は、少し寂しさを感じさせるほど印象的でした。
もし朝から東京で予定があるなら、前泊するよりも時間を有効に使える寝台列車という選択はとてもおすすめ。
そしてなにより、一度は体験してほしい“移動そのものを楽しむ旅”です。
次はもう少し贅沢をして、シングルデラックスに乗ってみたいな…なんて思っているところです♪
旅好きさん、レトロ好きさん、鉄道ファンじゃなくても、きっと心に残る時間になるはずですよ。
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